君の姿




なぁ、ルイ。
お前はユウヤが好きなんか?


「…お前に会いたいから」


俺は小さな声で言った。


「えっ……」


ルイは驚きを隠せないのか口に両手を当てた。
恥ずかしくなった俺は、ルイから目を逸らす。


「結構、嫌いやってんで。
 お前のことマジでむかついてた。
 でも、話したらめっちゃ普通のやつやし。
 俺と気ぃ合うしで…正直、びっくりした。
 もう分かってるやろ?
 …俺は嫌みなお前が好きや」


ルイの手を優しく握る。
すると、ルイも握り返してきた。


「私も、バカでチビな拓馬が好きやよ」


俺は嬉しくて思わず、ルイを抱きしめた。