線香花火~キミと僕を繋いだ紙飛行機~


 きっと、カーテンの部屋の子を変えたいなってことなんだろうな。

 あ、そういえば。

 俺は手に残ったままの『帰ってください』と書かれた紙。

 持って来ちゃった。

 また、明日先輩に返そう。

  

 道路を渡ると、すぐに住宅街があって。

 釣り道具屋や、海鮮料理屋もあるらしい。

 ここは田舎だから、お店が小さくて分からないんだよ。

 そんな住宅街を歩き続けて5分位。

 住宅街の1番奥にあるのが俺の家。

 庭に入って行くと、縁側でおばあちゃんが座っていた。