線香花火~キミと僕を繋いだ紙飛行機~



「痛っ。叩くこと無いと思うよ、優希君。」

 時すでに遅し。ってやつで。

 『ぜってー、言うなよ。』って、言われてたものを

 あっさり。

「誠也に言ってると思ってたから、言ったのに。」

「言うわけねぇだろ!こいつぜってー口軽い!」

 優希が誠也を指差して言った。

 うん。俺も軽いと思う。

 内容がばれたらまずいな。

 そんなこと、考えてると。

「どーゆー事?」

 うん。アホでよかった。

「アホに助けられたよ、優希。」

 優希の肩を叩いて言う。

「うん、俺も思った。」