ふらふらと壁を伝いながら
部屋へと歩いていく。


「汚いや…、お風呂…」


着替えをとり
お風呂場へ向かう。



何度も何度も体を擦る。
赤くなってるのなんて
そんなの気にしない。

消せることのできない
現実を消すように
私はずっと
泣きながら体を洗ったー…。