PM...23:14





「グスッ…、怖かった…」

背中にてをまわして
抱き締めた。
ほんとに怖かった。
お父さんにあんなことされるなんて…

「なんで、ここが分かったの…?」

「テレパシー?」

イタズラっぽい笑顔で
佐川君は言った。

「なにそれ…」

あたしもつられて微笑む。

「こころ先輩、無理しちゃだめっすよ。」

「無理なんか…」

「バレバレ、だよ?」

「うぅ…」

「はは、可愛い~」

そういって無邪気に笑う佐川君も
あたしの頭を撫でる大きなても
全部、愛しくて…
胸がキュンってなる。