「グスッ…、怖かった…」 背中にてをまわして 抱き締めた。 ほんとに怖かった。 お父さんにあんなことされるなんて… 「なんで、ここが分かったの…?」 「テレパシー?」 イタズラっぽい笑顔で 佐川君は言った。 「なにそれ…」 あたしもつられて微笑む。 「こころ先輩、無理しちゃだめっすよ。」 「無理なんか…」 「バレバレ、だよ?」 「うぅ…」 「はは、可愛い~」 そういって無邪気に笑う佐川君も あたしの頭を撫でる大きなても 全部、愛しくて… 胸がキュンってなる。