そんな私の姿に芹は目を丸くさせていた。



芹「こ……子供?」



「今日から私達の子供として育てていきたいの。」



芹「ちょっと待て。
どういうことかまず全部説明しろ。」



そう言われたので私は葉瑠と出会った時の事や葉瑠の事情を全て話した。



芹「なるほどな。」



「……だめかな?」



芹「いいに決まってんだろ?
葉瑠…だっけか?

俺の事はパパだと思ってくれ。
これからは家族でいい思い出作っていこうな?」



芹はそう言いながら葉瑠を抱っこした。
その姿は本当に親子みたいに見えた。



葉「パパっ……。
ありがと…。」



すると葉瑠は嬉しかったのか、泣き出した。
そんな葉瑠の頭を私は優しく撫でた。




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