家の大きさに葉瑠は驚いていた。
「どうした?」
葉「……おおきい。」
「今日からここが葉瑠の家だ。
私の事はお母さんでもママでも好きに呼んでくれていいからね。」
葉「よろしくお願いします……ママ。」
「こちらこそよろしく。
それじゃぁ中に入ろっか。」
私は葉瑠を抱き上げたまま家の中に入っていった。
私が帰って来たことに気づいた組員は玄関の方に来た。
組員「組長、おかえりなさ……ってえぇぇっ!?
組長!!
誘拐は駄目っすよ!!」
「おい待て。
誰が誘拐なんかするか!!
今日から私の息子になる葉瑠だ。
事情は後で説明するが仲良くしてくれ。
あと遊び相手にもなってやってくれよ。」
組員「はい!!
あ…全員集めましょうか?」
「今日休みの奴ら以外は集めてくれ。
広間に集合させといてくれ。」
組員「わかりました。」
そのあと組員は他の連中を集めに行った。
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