芹「お前…知ってたのか……?」
「今日葉瑠と出かけたときたまたまね。
そういえば一度流産して、取り出したりしたら子供って以前より出来にくくなるんでしょ?
どこかで聞いた事ある。
…よく考えたら私最悪だよね。
芹、子供出来たときすっごい喜んでたもん。
…出来にくくなった私なんて正直嫌だよね。
もういいから…無理してここにいなくてもいいから……。」
芹「その事知ってたのか?
…苺、俺の話を聞いてくれよ…」
そう言って近づいてきた。
「来ないで!!
女の人の香水つけてる芹に近寄られたくない!!」
私がそう言うと芹は上半身裸になった。
そして再び近づいてきて、抱しめてきた。
芹「…悪かった。
でも誤解なんだよ……。
俺、どうすればいいかわかんなかったんだ。
流産した苺にどう接したらいいかとか…
それにこれから子供が出来るのかとか、そんな無神経な事苺に聞くわけにもいかなかったから…。
あの女の人は昔関係を持っていたのは事実だ。
んでこの前偶然会ったんだ。
あの人も…前に流産した事あるって言ったから話聞こうと思って喫茶店で会ってたんだ。
だから今はそんな関係じゃねぇ。
今の俺には苺だけなんだっ!!」
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