「ほんっと、すみませんっした。」


「……………。」




目の前で正座をして謝罪の言葉を述べる部長。

と、それを冷たい眼差しで見つめる私。





「いや、なんていうかぁ、いくらびっくりしたとはいえ、暴れるなんて軽率でした。
ほんっとすみません!!!!」

「……………チッ。」


「舌打ちしたぁ!!??
ねぇ、今絶対したよね!?
ごめんね!?部長が悪かったから、先輩に対して舌打ちはやめよう!?ね!!??」




ぎゃーぎゃーと騒ぐ部長を見下ろしながら、眉を寄せる。


やっばい。
動くのが辛いくらいには、背中が痛いかも知れない。



「ねぇ!?きいてる!?」


「…………」


「れいれいってば!!!」


「…………」


「おーいれいれ「すいません、その口便器に突っ込んでもいいですか?」




そういえば、顔を真っ青にして黙り込む先輩。