「じゃあ俺が行くわ」 「ちょ…来ないでよ!」 そう言われたけど、俺はどんどん梨沙ちゃんとの距離を縮める。 「ち、近い!」 「え?知ってるよ?だってわざとそうしてるんだから」 俺はもうキスができるくらいの距離まで顔を近づけた。 「近いって言ってるでしょっ!!」 「いってぇ!」 俺は梨沙ちゃんに平手打ちを食らった。 なんなんだよ、急にぶってきて。