「え?」




「…あたしが好きなのは翔汰くん!…いい加減気付いてよ!」




そういって、走って行ってしまった可憐ちゃん。



今、俺なにされた?



キス?



でも…はっきりいって…あんまり嫌じゃなかった。




これってなに?




俺は、そのまま立ち尽くした。




次の日。




「あっれ~?今日はいないの?噂の可憐ちゃん!」




…本当だ。