次の日…、俺は可憐ちゃんに思いっ切って聞くことにした。 「好き…って誰に言ってるの?」 今日もやっぱり同じところ…部室の前にいた、可憐ちゃん。 俺がそう言うとちょっと…肩を上下に揺らした。 「…気付いてないの!?」 「え?なにに?」 そんな俺に呆れたのか…可憐ちゃんはため息をついた。 「あたしは…」 そういって、俺の唇にキスを落とした。