「あほ、引きつってない から」



その時チャイムがなる・・・

きーんコーンかーんコーン


「じゃあ、またあとでなぁ~」


将也は自分の席へと戻っていくが、なぜか愛羅だけがまだ大智の席の横に立ったままだ


「おい、どうしたん?何か気分でも悪いんか?」

「・・・大丈夫、ありがとう・・・」

愛羅はこちらに笑顔を残し小走りで席へと戻っていった