SS♡ 恋愛ごっこ

その時だった。


「まじ疲れたー」


バスケ部の大群が門に近付いて来るのが見えた。


「ねぇ!バスケ部が来る!」


お腹に回る腕を叩いてジタバタした。


『好きだからずっと見てた。好きじゃなかったら見ないし、あんな恋愛ごっこみたいなこと引き受けるかよ』


つまり…私のことが好きなんだよね?