「…魔王様。
黒魔がどうやら、掟に反する気持ちを抱きつつあります。
どうしますか?」
 
 
「前に二度目は無いと言っておいたからな…。
 
…それでもそのようなことがあれば…処分しても構わん。」
 
 
「承知しました…。」
 
 
 
 
 
「はぁ……。」
 
約束の時間まであと約二十日か……。
 
 
あと二十日で私は…
死んじゃうんだよね。
 
 
後悔しないように過ごさなきゃ……。
 
 
 
 
~♪♪~~♪~
 
「…はい、僕ですが…
ご用件は何でしょうか?魔王様。」
 
 
「…さっき人間界にミズハを送った。
詳しい話はミズハから聞いてくれ。」
 
 
「ミズハ…ですか……。
分かりました。」
 
 
 
 
「こーにゃん!!!」
 
 
「はぁ…。」