はぁぁぁすごくないあたし 柚希くんに自分から謝ったんだよ まじ大きな進歩 あぁ気晴らしにバスケでもやろっかなぁ あたしは帰ろうとしてた足を屋内バスケットコートにむけた 「あれっ?陽葵じゃんどぉしたの?」 バスケコートの入り口に立っていると、女バスの子が話しかけてきた 「詩穂奈ぁバスケやらして」 「いいよぉ今から試合やるから」 「ありがとぉ」 「じゃあ待ってね」 「うん」 そうしてあたしは鞄を置いて上履きの紐をしめた