君に恋した理由。

「俺?…モテキなのかな?
ウソウソ。みんなからかってんだよ。」

「そぉー?結構本気の子もいたけど?」

「あっ…そうなんだ。」

だんだん拓也くんが遠い存在になっちゃう
気がする…。
拓也くんは私と違ってモテモテだし、
頭もいいし、スポーツだって出来る。
欠点なんてきっとどこもない。
だからきっと…きっと…
…拓也くんを好きになる子はいる。
だから私は……
拓也くんの近くにはずっとなんて
いられないんだ。

「美桜。」

「えっ?」

「俺のメールアドレス誰にも
教えないでくれる?美桜って俺の
もってたよね?」

「あっ…うん。分かった。」

だけど……
やっぱり拓也くんと
…………ずっと一緒にいたいんだ。