君に恋した理由。

「今日はありがと。じゃあ
また今度な!車にひかれんなよ!」

「もう!拓也くん私そんなドジじゃ…
あっ!」

ドーン!!

私は石につまずいて…
拓哉くんに抱きついてしまった…。

「美桜…お前本当にドジだな!!」

「…ごめんなさい…。」

「まぁ、本当に気をつけて
帰れよ。」

「大丈夫だって!すぐそこじゃん!!」

「まぁそうだな。今日はありがと。
じゃあ。」

「……バイバイ!」

拓哉くんって…
ずいぶんイタズラっぽく
笑うんだ。
今日はすっごく楽しかったなぁ。