「美桜!どこ行ってたの!?
お母さん心配してたのよ…こんな
びしょ濡れになって。」

「……ごめんなさい。」

「…まぁ良いわ。早く着替え
てきなさい。」

「……お母さんお姉ちゃんは…?」

「梓なら部屋にいるわよ」

「…そっか。ありがとう」

私は今日の夜、一睡も眠れなかった。