【完】*花音* -秘密の赤ちゃん-






まさか立ち向かう気じゃないよね!?



「…やめてッ!
そんな事したら死んじゃうッ!」



「理彩ちゃんのためなら死んだって構わない
命をかけて理彩ちゃんを守るよ」



「やめてーーッ」



…―パリンッ



――ズドーンッ…バコッ



見ていられなかった
好きな人が目の前で事故に合うなんて…



私は抱き締めていた茜と花音ちゃんを離した
そして茜は息を整えて周りをみていた
そしてようやく分かったみたいだった
ここで何があったのか…―



なんで…?
なんで来たりしたの…?
私は三浦くんに嫌われるために“嫌い”って言ったのに…
これじゃ余計に好きになっちゃうじゃない…



「…―茜、救急車
早くッ!」



「わ、分かったッ!」



焦っていたけれど茜はちゃんと電話で救急車を呼んでくれていた