「…怯えてなんかないわッ!!
私は本気で西口…先輩が好きなのッ!!
…前から好きだって言ったでしょ!?
三浦くんなんて……嫌い…ッ」



苦しかった…
好きな人に"嫌い"と言うなんて…



「……さようなら………」



もう少しで涙が流れそうになった
三浦くんに抱きつきたくなった



でも死ぬより生きてて欲しい…
…ただそれだけなの…



好きな人には生きて欲しい



だからこの想いは私の中に封印するの



私はその場から逃げてしまった