【完】*花音* -秘密の赤ちゃん-






とっさに茜が気付いて手を引っ張って
くる…!!



「……理彩、トイレにいこッ♪」



想いが溢れたしそうになった私は
涙が流れそうになってしまった



なるべく俯いて見られないようにする



そんな時に三浦くんの優しい声が聞こえて
きた



聞きたかったあの声が…―



「……理彩ちゃん!!」



や、ヤバッ
な、涙が止まらないッ!!



そんな私を見かねた茜は三浦くんに
言った