「…だってこんなに悲しんでくれている 人がいるんだもんッ☆ 私も、理彩になりたかったなァ〜」 違うよ…… 私は茜になりたかったんだよ?? 誰からも好かれて、すぐに友達が出来て 可愛くて、性格がよくて……… 私なんかより茜が断然いいッ!! 私達正反対だもんね……… 私は羨ましいよ、茜の事が……… 「………あ、学校………」 いつもと同じ道のりなのに早く感じる 茜がいてくれたからかな?? 茜といると楽しいもんね……… 「…ねぇ、また一緒にいこうね?」