【完】*花音* -秘密の赤ちゃん-






「……あれッ?
どうしたの〜、理彩〜♪」



いつもと同じように抱きしめてくる



でもいつもと同じでないものが一つ
あった



それは私と同じ……目が赤かった
たぶん一緒に泣いてくれたんだろう
そういうところはとても優しかった



「………ごめんね、茜………
花音ちゃんを……預かって欲しいの…」



「うんッ、いいょッ♪」



簡単にオッケーして貰えた



そして茜と登校することになった私は
あの後の学校についてきいた