――プルルル



《……はぃ?どなたですか??》



茜の声が聞こえてきた



今までと同じような声が聞こえてきて
緊張がとれた



『………茜?……理彩…だけど………』



と言うと一瞬ビックリしたようだった



『………もしもし?』



《…ぐすっ…よかっだぁ〜…!!》



『……どうしたの!?
大丈夫!?』



《理彩が…ッ、無事で…よかったッ…!!》



泣きながら言う茜に私まで泣きそうに
なってしまった