【完】*花音* -秘密の赤ちゃん-






「……笑ってないで助けてよ〜
理彩ちゃ〜んッ!!」



半分涙目の三浦くんになっていて
やりすぎたと思ってやめさせた



「……もうしないでね……?」



「学校では花音と凜がいないから
出来るも〜んッ♪」



ちっとも反省してない……



「……私の親友忘れてない……?」



そう、こんな私でも親友がいた
でも2人で出かけたりしたことはない
私の何よりの理解者だったから
勉強一筋だったから出かけられない事を
しっていた



彼女は――
小林 茜-こばやしあかね-



「あいつ理彩ちゃんにベッタリ
だからねぇ〜、困るんだよ〜」



茜は私にベッタリで私に近づく男は
追い払う可愛い女の子



モテるけど男は気持ち悪いと言って
断り続けていた