【完】*花音* -秘密の赤ちゃん-






やっぱり何人も育ててきてるだけ
あるなぁー



「……分かりました……
ミルクの粉……ありますか……?」



「あるわよ
作ってあげるから先にオシメを
変えてあげなさい」



「…分かりました……」



和美さんに甘えてそうする事にした



「………これでよし………」



「バブッ♪」



花音ちゃんのご機嫌もいいみたいだし
よかったぁー



「理彩ちゃん上手いねッ!!」



ずっと黙っていた三浦くんが喋りだした



「…そんなこと………」



「いやいや上手いってばッ!!」



「ほらほらミルクが出来たわよ!」



「いいところで邪魔するなよッ!!」



「いちいち見てられるか!
理彩ちゃんごめんね、こんなやつで」



「いえ…」



とりあえず花音ちゃんにミルクを
飲ませてっと……



私は花音ちゃんを抱っこした



「よしよし……
花音ちゃん、ミルクですよ〜♪」



そういうと分かったみたいにミルクを
飲み始めた



「…理彩ちゃん、あんた
子供の扱いうまいじゃないッ!!」



「え………
ありがとうございます………」



褒められてちょっと照れくさくなった