しかもこの男がいうには
私のファンクラブがあるからそこに
入ったとか訳の分からない事を
平気で言う



私じゃなかったら女は惚れてる
に違いない



「ごめんけど通らせて
生徒会室に行かなきゃ行けないの」



「えぇ〜!!
じゃあ、俺も行く〜♪」



「いい加減にしてよ三浦くん」



そう、彼は三浦くん
三浦和哉くん

友達にはカズと呼ばれている…らしい



「おッ!
俺の名前覚えてくれてたの?」



「三浦くんの名前知らない人
なんてどこにもいないのよ…」



「そう〜?
理彩ちゃんに覚えられて嬉しいッ」



うざッ…



ドドドドドッ



また変なのが来たじゃん…



「瑞穂さんッ!!
私達と付き合ってくださいッ!!」



この人たちよく来るな…



しかもなんで居場所分かるわけ?



逆に怖いわ…



この人たちは三浦くんが言うには
ファンクラブの人たちらしい



女の子もなかにはいる



あのぅ〜…
なんで女の子がいるわけ?
私…女だよ、いちよう…



はッ!!
もしかしてあっち系の人?



私無理だよ!?