花音ちゃんを抱いて急いで一階に
おりる



「……三浦くん………?
大丈夫……なの……?」



怖いけどちゃんと確かめなきゃ
三浦くんが大丈夫かどうかを………



「……あ、理彩ちゃん
どこにいってたのさぁ〜♪」



よかった……
三浦くんは大丈夫だったんだ………



私が三浦くんだと思って倒れていたのは
窓を割って入ってきた人だった



「……あの………
誰が命令してた………の?」



「………しらねぇーよ
金で雇われてただけだ……
……瑞穂理彩と花音という赤子を連れて
こいってな」



明らかに誰かが私と花音ちゃんを狙っている



もう確信してしまった



「……これから…どうしよう……
家にはもう犯人に………バレてるし……」



ターゲットは私
このミッションが私達を支配する



どうしたらいいの………?



もし私が黒幕の所に行けば……
花音ちゃんや三浦くんは助かるの………?



「……三浦くん……
あのね………「どうしよう…理彩ちゃん」



あ……れ………?
三浦くんが考えごとしている………?



どうしたんだろう………?



「………どうしたの………?
三浦くんが考え事………らしくないね?」



「そうなんだけどさぁ〜
理彩ちゃんが俺の家に来たら嬉しいなぁ〜
っと思ってさ」



「…………あ、そうか………
ねぇ………1日だけ……家に泊まらせて?」



「………え?
理彩ちゃんが………?」



「………だめ………?」



「いいよッ♪
大歓迎さッ!!」



こうして私と花音ちゃんは三浦くんの家に
泊まらせてもらうことになった