花音ちゃんの世話やっと
終わった…



「…三浦くん帰るの…?」



よく見ると帰る準備をしていた



「ん?あぁ…
親も心配するだろうから…」



「そっか…
今日はありがとうね
助けてくれて…」



「いいよ
理彩ちゃんが無事だったんだし…
あ、もう夜遅いから外に
出たらダメだよ?」



「うん…
ありがとう…
今日は三浦くんがいてくれて
よかった…」



「もういいよ
早く寝て明日に備えなきゃな」



「うん…」



こうして三浦くんは帰っていった



「…さてと料理を作りますか」



さっそく料理に取りかかった



あ…花音ちゃんのミルクどうしよ…
買えてなかったんだ…



家にあるかな…?



――ガサゴソ



んん〜?
なんか見覚えのある箱だなぁ〜



「…あッ!!
確かこの箱にあるはずッ!!」



…よく見るとミルクの粉があった



「よしッ
これでミルク作れる」



二階に寝かしてある花音ちゃんを
抱っこして、キッチンに戻った



「…可愛いなぁ〜
私もこんな可愛かったらよかった…」



花音ちゃんをよく見ると
クルクルの髪の毛にフワフワの頬
手は小さくて私の人差し指を握って
いた



「…ご飯ですよ〜
はい、花音ちゃん」



ほ乳瓶にミルクをいれて飲ませようと
する