【完】*花音* -秘密の赤ちゃん-






花音ちゃんが泣きそうな
顔をしていた



「大丈夫だよ…
泣かないで、ね?」



「オギャー!!」



な、泣いちゃった…



私は男たちを見て睨んだ



「一体なんの用なんですか?
状況に応じて警察呼びますよ?」



男たちは顔を見合わせて
「チッ」といい、逃げていった



「…ふぅ
三浦くん大丈夫?
私のせいでごめんなさい…」



「…うん
やっぱり理彩ちゃんには
かなわないな…」



私達は家に非難した



また襲ってきたらどうしよう…



今日は三浦くんがいたけど
いなかったらどうなっていたことやら…



そう思うとゾッとした



「…三浦くん手当てするから
しゃがんでくれる?」



「うん、ありがとう理彩ちゃん」



まず、三浦くんの手当てをした



「よしオッケーだね」



そういうと三浦くんが私の
頬に手をおいた



「………?
どうしたの、三浦くん…」



「ごめんね…
俺がいるのに理彩ちゃんにケガ
させちゃって…」



あ…ビンタされたところ…



「…平気だよ
それに三浦くんに助けて貰ったし
見直しちゃった…!!」