早く目をさめて…―!!



三浦くんの顔を見ながら手を握った
手は傷だらけ…―
これは私を守ってくれた証拠



ありがとう…―



私はもう一度上を向いて黒崎さんを睨んだ気になった



許さないんだからッ!



…―その頃黒崎は…



「……やっと、三浦和哉が倒れたか……
これでやっと理彩は我が物に………」



と言いながら笑っていた
部屋には黒崎しかいないので笑い声は部屋に響いたのだった