蘭蝶Ⅲ【完】

桜「今から集会を始める」



あたしは総長の顔になる



桜「高松組…知ってるか?」



みんなザワザワして、「知ってます!」「知らないです」



という声が半々くらい聞えた



桜「高松組は、最近勢力を伸ばしている組だ。薬とかにも手を出してる。


それで…高松組は、蘭蝶・嵐希・黒龍を狙ってるんだ。

後、西條組も…だから、みんなも気をつけてほしい。必ず、3~5人で行動すること。

決して一人で出歩くな。いいな?」



「「「はいっ!!!」



桜「後…これは、大きくなると思う。もちろん、戦うことも…戦うってなったら、相手は組だ。

死…ということを、覚悟してなきゃこれは無理だ。

無理強いはしない。覚悟があるなら…あたしについてきてほしい。

別に、この戦いに参加しなくたって、みんな仲間だ。

仲間はずれとかにはしねぇから、そこは気にしなくていい。

自分の覚悟があるか…そこの問題だ。

不参加なら、各族の総長に伝えてもらえればいい。

もっかい言うけど、これは強制じゃない。

参加できる人だけでいい。生半可な気持ちで参加すると、死ぬことになるからな。

じっくり考えて欲しい…。でも、気をつけてくれ。蘭蝶・嵐希・黒龍にいる限り、どこで誰に狙われるかは分からないから…」



蓮「今日の集会は以上だ。後は自由にしてくれ」




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