蘭蝶Ⅲ【完】

桜「別に気にしなくていいよ。

何事も経験していくことだから」

翔太「でも…！

もしかしたら、俺のせいで大変なことになってたかもしれないんですよ！？」



裏の世界をなめてないからこその意見なんだろう

そこはいいと思う

でも


桜「じゃあ、逆に聞くけど今更過ぎたこと気にしてどうするの？

もう終わったことなんだし、考えても仕方ないじゃん。

それで次のときにいかせばいいんじゃないの？」


空「そうだ！そんなうじうじすんなって！」



いつのまにかあたしの横に立っていた空兄が言った


でも…ほんといつからいたんだ？


桜「まあそゆこと。

もう気にしなくていいから。

時期リーダーとしてそういうことを経験するのも大事だしね」



あたしの一言に、周りにいた皆が驚いた顔をしてる


翔太「え…？もしかして桜さん――――」

桜「別に今すぐってわけじゃないよ。

あたしだってまだやりたいしね」



翔太が言おうとしてる内容が分かってるから

さえぎるように言う