蘭蝶Ⅲ【完】

見ると…


刺されたのは、お腹みたいで…


お腹を、苦しそうに押さえてる



「はぁ?あんたら、敵を病院に連れてくワケ?」


桜「今は敵とか関係ない。敵だろうが味方だろうが、刺された人を見殺しになんてしない」



そこで、気付く


今まで帽子を深くまで被ってたから気づなかったけど…



桜「あんた、何者?」



こいつ…まだ、若い


10代の後半くらいだろうか…

それか、20前後


何で、そんな奴にあんなに怯えてる?

それに…こんな取引に、若い奴なんて送るだろうか?



「別に何者でも?それより、早くしなきゃこいつ死ぬよ?」


桜「…空兄、総兄。この人を病院に。」

空「桜はどうすんだよッ!?」

桜「あたしは…こいつをぶっ潰す」