蘭蝶Ⅲ【完】

俺は、桜の運びベットへ寝かせた


そこで、ふと思い出した


桜が鉄パイプを避けきれなかったことを…


きっと、熱があったせいだろう


俺は、桜の服が少しめくれてるのに気付いた


そこは…青紫になって、痣になってた…


蓮「桜…ごめんな…」


俺は…桜を守れなかった…



そっと、服を戻して、総さんたちがいるリビングへ行った




--ガチャ


母「あら、蓮君…桜、ありがとね?」

蓮「いえ…俺は何も…」



それどころか、守れなかったんだから…