「……なるほど」

にぎやかな店内。

「要するに女が苦手で
恋愛教室に行ったと」

「はい」

「そしたらキャバクラ行って
No.1指名してこいって
言われたのね」

「はい」

困り顔で言う蓮。

「どうか俺が次のお見合い
パーティーで成功する
ようにしてもらえませんか?」

うーん……

確かににさっきから
こっち見ようとしないし
暗そうだし、ダサいもんなぁ…