「キレーだね」

夕日を眺めながら
呟く。

「………」

蓮は黙ったまま、わたしを
ただ見つめる。

「心愛」

ドキッ――…

蓮は立ち上がり
わたしのところに来て
窓に手をおく。

え…?
なに?
なんなのっ!?////

ドキドキ―…


「…ちゃん。」

は?

「なっ、なんだよ
びっくりしたあ~」

赤面するわたし。

「……ごめん。」

顔を隠している蓮。