「いらっしゃいませ」

平日の雨の日。
店内に響くボーイの声。

わたしは、
姫咲心愛 20歳
歌舞伎町No.1キャバ嬢。

わたしの武器は砂糖菓子
みたいって言われる笑顔。
お金と欲求を満たすために
男を落としている。

だから

恋なんて必要ないんだ。