朝です。
とても眠いです。
そりゃあ、狼さんがあんなことをするから…っ。
思い出しただけでドキドキする。
暖人の一挙一動に反応させられ、喘がされた。
何を口走ったかなんて記憶にない。
ただ、物凄く幸せで、…き、気持ちよ……っ。
だめだ、思い出すだけでも頭がパンクしそう。
「…夏織?」
更に、後ろから艶やかな声がして、ビクッと身体が震えた。
「…起きたのか」
「暖人こそ…」
暖人があたしの肩に顎をのせ、腰に手を回して引き寄せた。
「…昨日」
「っん!」
耳たぶを甘噛みされ、背中が弓なりにそれた。
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