狼彼氏に甘いキスを



下にいった手は太ももを愛撫しだす。


「っん…ふ、あ」


太ももは、駄目。

暖人の手の感触が伝わってきて、クラクラする。



熱い舌と、大きな手があたしを惑わす。



「ふぁ…ゃ、ん」


あたしの気持ちを知ってか、暖人は太ももの奥に手を忍び込ませた。


「あっ…ん、はる、とぉ…」

「…もう濡れてるし」


唇を離し、暖人は楽しそうに言った。

その言葉に脳内がパンクしかける。


「ここ、がっこうなのにぃ…」


いくら人が来にくくても、こないわけではない。

人に見られたら困る。


「だーいじょうぶ」