「山田、人気者だな!」
「そんなことねぇよ…」
そんな会話をしながら向かっているのは屋上
“立ち入り禁止”と書かれていることを見なかったことにして、屋上へと続く階段を上っていた
「というか、立ち入り禁止なら鍵とか閉まってんじゃねぇの?」
「まあ、普通はそうだけど…
唯一ここだけはあいてるんだよな~」
キィー
そう言いながら、錆びている扉をゆっくりと開ける
もちろん、立ち入り禁止のこの場所には誰ひとりとして居ない
屋上からは、教室から見たときよりも広範囲の景色が見えた
ここは山や工場が多くビルなどの背の高い建物は少ない
背の高い建物や、多くの車、自転車、人…
そんなものを見るよりも、山があって、小鳥のさえずりが聞こえて…
そんな景色の方が好きかもしれない
「そんなことねぇよ…」
そんな会話をしながら向かっているのは屋上
“立ち入り禁止”と書かれていることを見なかったことにして、屋上へと続く階段を上っていた
「というか、立ち入り禁止なら鍵とか閉まってんじゃねぇの?」
「まあ、普通はそうだけど…
唯一ここだけはあいてるんだよな~」
キィー
そう言いながら、錆びている扉をゆっくりと開ける
もちろん、立ち入り禁止のこの場所には誰ひとりとして居ない
屋上からは、教室から見たときよりも広範囲の景色が見えた
ここは山や工場が多くビルなどの背の高い建物は少ない
背の高い建物や、多くの車、自転車、人…
そんなものを見るよりも、山があって、小鳥のさえずりが聞こえて…
そんな景色の方が好きかもしれない

