キミと私の49日間 ~虹の端できっと・・・~

「はい…」


「へ?」


「何か?」


「え…い、いや」


はい、と渡されたのは教科書で…

そして、俺はその事に驚いている


だって、表情がなくて怒っているのかも分からないような奴だぞ?

俺はどうせ、貸すのが嫌だとか言って貸してもらえないか、無視されるかのどっちかだと思っていたから

こんなにすんなりと貸してもらえるとは思ってなかった




もしかしたら、こいつ意外と良い奴なのかもな