~心海 side~
─────……
「それで、考えは纏まりましたか?」
「あぁ…」
時間というものは何をしていても過ぎていくもので、いつの間にか放課後を迎えていた。
学校に近いこの公園には、部活動に励む生徒たちの声が聞こえてくる。
「繰り返し言うようだけど、俺に好きな人が出来た。
だから心海には、この恋を応援してもらいたい。」
「それが叶えば、私の前から消えてくれますか?」
私の言葉を聞いて、裕也はうなずく。
「約束する」
この一言を添えて。
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「それで、考えは纏まりましたか?」
「あぁ…」
時間というものは何をしていても過ぎていくもので、いつの間にか放課後を迎えていた。
学校に近いこの公園には、部活動に励む生徒たちの声が聞こえてくる。
「繰り返し言うようだけど、俺に好きな人が出来た。
だから心海には、この恋を応援してもらいたい。」
「それが叶えば、私の前から消えてくれますか?」
私の言葉を聞いて、裕也はうなずく。
「約束する」
この一言を添えて。

