キミと私の49日間 ~虹の端できっと・・・~



「まあ、昨日も言ったけど聞いて驚け!
なんと…好きな人が出来ました!」

「…ふーん
で?」

目尻は下がり、口角は上がって、笑うというより、にんまりといった表現が似合う顔でそんなことを言った裕也。

「えっ、何その昨日と全く同じ反応…
で?えっと、だからその~、いやなんというか、うん。」


「あの、いったい何が言いたいんですか?
言うことが纏まってないなら話さないで下さい
それじゃあ、私は学校に行くんで」