「ごめんなさい、しょうがないとか冗談です。俺の話を聞いて下さい。」 さっきとは180度違う態度でそんなことを言っている。 「何をですか?学校があるので、手短にお願いします。」 「聞いてくれるのか!?」 「…聞かないでほしいのなら聞かないですけど?」 「聞いてほしい! 出来るだけ手短に話すから聞いてくれ」 「分かりましたから、で、何ですか?」 朝から元気でなによりです、 幽霊には朝も昼も夜も関係ないんですか、なんてことを考えてみる。