ふと顔をあげると、いつもコスメを買っているお店があったので気晴らしに寄っていくことにした。 《ウイーン》 自動ドアがあき、岬がはいった瞬間、定員がじっとみてきた。 「なんだよ・・・」 岬は、小声でつぶやいた。 冷たい目線・・・なぜ大人は、こんなことをするんだろう・・・ 心の中で泣いていた。 商品をみていると、カバンのなかにある携帯がなったのでカバンのなかをさぐっていた。 「君ちょっときてくれる?」 突然一人の定員腕をつかまれた。 「えっ?!」 岬は、何が何だかわからなかった。