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 「まってよ!」
青年がおいかけてきた。

 「なんだよ。」

 「そういえば自己紹介してなかっただろ。」

 岬は、彼と話したかったがなにかのどのおくに引っ掛かりるものがあり言えなかった。

 「まぁ、無視すんなって!《(笑)」

  「あぁ。」
やっと出たのがこの言葉だった。
 「俺、レン。ここの高校の3年。」

 「まぁ、ヨロシク。なんで、私の名前知ってるの?」
 
 「岬けっこう有名だぜ。2年にすげぇ不良がいる〜ってな《(笑)」
 レンは、岬をからかった。
 「いきなりフルネームかよ・・・」
  岬は小声出でつぶやいた。