彼女は、空になった








ピンポーン―‥!


「桃華ぁ〜、遊ぼうよ!」



渓の声だ。



「桃華?いるでしょ〜?」



玖美―‥




「桃華!いないのか?」


―‥雪。







「―‥!君たち!
ちょっと、どいて!!!」



「桃華っ!!姉さんっ!!

―‥いるのか!?おいっ!!」


ドンドンドン!!




―‥お爺ちゃんに棗さん。






『―‥‥‥っ‥‥‥‥。』


動けないの。ねぇ、助けて。





―‥ガンッ‥ガチャ!!





嗚呼、良かった。
鍵かけてなかったんだ。