彼女は、空になった






お爺ちゃん達は母に
『離婚しなさい。』と言っていた
けど、父は認めなかった。



『―‥何が離婚だ!!

こいつを認知してやったのに今更
離婚などするか!!

俺を訴えれば、お前とこのガキを
殺してやるからな!!』



そして、また、始まる暴力。



痛かった、―‥けど。

母がいてくれたから、あたしも
我慢できた。




父は月1で元嫁との間に出来た
愛娘に会っていた。

―‥あたしも、1回だけ
見たことがある。



その時、彼女に睨まれ見下され
『―‥貴方が泥棒さんね。』と、
蔑まれ、恨まれた。



泥棒?こんな父要らないのに。




―‥あたしが小学一年生の時。








―‥事件は起きてしまった。